S&R RUDE BOY'S WAY

SHUDO&RUDIES、Vo.Gt.シュドーの日常やよく行く韓国のこと、バンドのことなどあげていきます!

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

真冬の狂想曲15-6

15-6 なんとなく想像は付くが、この風呂で平井は何をされるのだろう。俺は手を湯船に入れてみた。指先に痛みが走り、10秒も入れておけない。北極とかの海の水は、きっとこんな感じなんだろう。頼むから俺のいる所では殺さないで欲しい。パクられるのはもうこ…

真冬の狂想曲15-5

15-5 平井の背中は赤い点が無数に散らばり、そこから赤い線が床に敷いた新聞紙までつたっている。そこにゆっくりと松は近づいた。 「平井、俺の金はどこにあるんか?中村が持っとるんか?中村の家はどこなんか?」 平井は何も喋らない。タオルが口に押し込ま…

真冬の狂想曲15-4

15-4 イとチョンは手馴れた手つきで、平井の衣服を剥ぎ取り、素っ裸に剥いた。そして、配線を結束するプラスチック製のバンドで、足と手を縛り付けた。顔面の痛みが薄れてきた平井は、現実に引き戻されてガタガタと震えだした。もう、大声も出さない。 「平…

パニック

俺の幼馴染で大会社の社長が飛んだ。まともな所での負債だけでもン億円、まともじゃない所での負債は20億円近く。個人としては過去最高ランクのパンクになるだろう。俺もなけなしの銭、300万円を貸している。まー300ぐらいじゃ俺は潰れやしないし、死に物狂…

真冬の狂想曲15-3

15-3 ハイエースは古いマンションの入り口の前で停まった。ここがどこだかは俺には解らないが、多摩川を渡って余り走ってないので、川崎には間違いないだろう。俺達はそこで車を降りた。佐々木とノブとキムは車内に残ったままだ。平井はイとチョンに囲まれて…

真冬の狂想曲15-2

15-2 さっき多摩川を渡ったので、ここは川崎だろう。後部座席の佐々木は腹に、平井は後ろ頭に銃を突きつけられて身体を硬くしていた。佐々木はまた俺に殴られて鼻血を流している。これから起こるであろう事に平井は怯え、佐々木はこれで解放されるであろうと…

真冬の狂想曲15-1

15-1 2時間程待っただろうか、ようやく佐々木達が料亭から出てきた。佐々木の横にいる、背が低く、少し太ったさえない男が平井らしい。他に3人の男がいた。みんなサラリーマン風だ。中村の姿は見えない。佐々木達を目で追いながら、しばらく待ってみたが中村…

真冬の狂想曲14-2

14-2 ホテルの佐々木の部屋に松と松木社長、佐々木と洋子は入って何やら話しをしている。残りの俺達5人はノブの部屋で待機していた。 しばらくして松と佐々木が俺達のいるノブの部屋にやってきた。どうやら、松木社長は洋子のお守りらしい。もうあまり時間が…

真冬の狂想曲14-1

14-1 新宿駅東口で白石洋子を待っている間に、キムと初めて見る顔の男が二人俺達に近づいてきた。松が呼んでいたらしい。キムは二人を俺達に紹介した。イとチョンだと二人は名乗った。俺やキムよりも体格が良く、松よりは貧弱だ。どうやらこの3人も俺達と行…

真冬の狂想曲13-3

13-3 佐々木の部屋のドアがノックされた。俺はドアに近づき、覗き窓から相手を確認する。松だった。俺はドアを開け、松を部屋に招きいれた。松は小便を垂れ流し、鼻血で汚れた佐々木の顔を見て、何があったのかを俺に聞いた。 「やっちゃん、これどうしたん…

真冬の狂想曲13-2

13-2 佐々木の息が整うのを待って、電話をかけて確認するよう促した。佐々木は携帯電話を取り出し電話をかけようとした。俺はその携帯電話を取り上げ、着信履歴と発信履歴を確認してみた。着信履歴にはおかしな所がないが、発信履歴には気に入らない所があっ…

真冬の狂想曲13-1

13-1 昼過ぎに目が覚めた。誰からも電話がかからなかったのも久しぶりだ。久しぶりにぐっすりと寝たんで、頭が少し重たい。俺は携帯電話を探し松に電話をかけた。 「おはよう、今日の予定は?」 「…やっちゃん、おはよう…。…今何時?」 コイツもぐっすり眠っ…

真冬の狂想曲12-2

12-2 5分もせずにノブは戻ってきた。ノブはマカロフを手に取り、動作確認をして鏡の前でマカロフを構えた。俺とまったく同じ事をした。 「それで、俺達明日はどうしたらいいんですかね?」 「たぶん、アイツ等の忘年会が終わるまで張り込んでて、出てきたと…

真冬の狂想曲12-1

12-1 女を2時間程で帰したあと、キムに貰った紙袋を開けてみた。中には黒い鉄の塊が2つ入っていた。ロシア製のマカロフだ。ひょっとしたら59式かも知れないが、俺には解らない。拳銃の他に、予備のマガジンが2つ入っていた。久しぶりに触る拳銃に俺の気分は…

真冬の狂想曲11-2

11-2 「ここはですね、この前ナイティナインのTVに出た鉄板焼きの店なんですよ。社長のお口に合えばいいのですが。」 確かに、俺の財布じゃ無理そうな感じの店だ。壁に掛かったメニューには値段が書いてない。 「この店で1番高いワイン出して。」 カジノの店…

真冬の狂想曲11-1

11-1 迷いながらも、なんとかカジノに辿り着いた。松はドアの上のカメラに顔を向けたままドアを数回叩いた。今日はすぐにドアが開いた。昨日と同じ黒服が俺達を招き入れてくれた。松は迷わず一番レートの高い、奥のバカラテーブルに向かった。椅子に座るとす…

9月5日「GIG」

昨日の9月5日は、悪友である<CHAOS>主催のイベント「GIG」に参加した。9バンドも出演して長丁場だったし、持ち時間もセッティング込みの30分と短かったけど、十分楽しくプレイする事が出来た。次回のライブは通常ライブだろうから、たっぷりやるんで、ヨロシクな。 </chaos>…

真冬の狂想曲10-5

10-5 1時間程時間をつぶしてから、松のいる床屋へと向かった。ビルの地下にある、その床屋に入ると、まだ松は髪を切っていたが、店員がもうすぐ終わると言ったので、待合室のソファーに腰を下ろした。あまり寝ていなかった俺とノブは、ソファーの気持ちよさ…